今回は自動車保険についての話題です。
何気なくテレビを見ていた時に、「自動車事故の時にはすぐに連絡を。いつでも駆けつけます。」「お相手の方との交渉もお任せください。」「無事故なら保険料も安くなります。」などと宣伝している様々な自動車保険のCMを見る機会はあると思いますが、皆さんはご自身が入っている保険の内容は知っていますか?
自動車保険は万が一の事故の時に、当事者であるドライバーの金銭的負担を軽くして、また被害を受けた方も迅速にお金を受け取れるようにするという重要な役割を担っていますが、細かな証券内容まで知らないこともありますよね。
近年、人間の代わりにシステムが車を動かす「自動運転」の技術が開発された事で、自動車保険の仕組みも変わろうとしています。
日本では、自動運転の程度に応じてレベル0~レベル5の6段階に分類されます。レベル0は運転支援や自動化がない状態、レベル5は完全運転自動化という状態を意味します。現在、レベル5の実現はまだまだですが、アクセルを踏まなくても一定の速度を保ったり、自動ブレーキによって衝突を防いだりするなど、レベル1の運転支援や、2の部分運転自動化のシステムが既に導入され始めています。
政府の見立てでは今後2025年を目途に、高速道路などの限定的な領域の下でシステムが運転を行うレベル4の高度運転自動化の実用化が期待されています。
このような技術の普及によって、人間がシステムに運転を委ねる割合が増えることで、私たちの生活はより便利なものになりますね。世界的な調査結果では交通事故の9割は人が原因ともいわれていることから事故率も下がることが期待されています!
しかしながら、事故が全くなくなるわけではないですよね。自動車事故が発生した場合、事故の原因となった車のドライバーがその責任を負ってしまいます。
自動運転がどのように自動車保険に変化をもたらすか、こちらの動画が1つの考えるきっかけになって頂ければ幸いです。
時代の流れと共に、個人が掛ける自動車保険の保険料は小さくなっていくかもしれません。自動車保険に限らずですが、保険は医療の進歩や医療制度の改正に合わせて変化していくものです。
「今持っている保険」は、「今のあなた」のニーズに最適か、保険料や保障額は適切か、一度見直しの参考にご覧になってみて下さい!