結婚をすれば自分だけでなく家族のことも考えなければなりませんよね。ですから結婚するタイミングはどのご家庭でも、保険を考える最初のタイミングになるのではないでしょうか。

私たちの会社にも「結婚したら保険を考えたいんだけど、何に入った方が良いの?」と質問があります。死亡保険などは周りの方へ残す意味合いが強くなる保険ですから、共働きなのか、子供は何人欲しいのか、マイホームの購入はするのか、などの様々な将来の予定でマネープランが変わってきます。保険もそれに合わせて設計するべきですよね。

しかし新婚の時は何事も初めてのことだらけですから、分からないことも色々あると思います。今回はいくつかのデータと共に必要な死亡保険について確認をしていきましょう。

まず死亡保険金額の平均準備額をみていきましょう。結婚すれば責任は増えますが万一の死亡時の保険金が数億円と高額な保険が必要な家庭は、そうありません。平成30年度の生命保険文化センターの調べによると、世帯の普通死亡保険金額は平均2,255万円で、平成18年の3,344万円と比べると1,089万円死亡保険金が減ったということになります。減ってはいますが当然、万が一のことがあれば、残された方の、生活費や教育費に困らないように保険に入っておかなくてはならないでしょう。

ただ、日本には社会保障が整備されています。遺族年金、児童扶養手当が国や地方自治体から受取れるので、実際はもっと少額の保険でも十分なケースもあります。またマイホームをローンで購入した場合、ローンの返済なども考えるかもしれませんが、家を購入した場合は多くは団体信用生命保険にも加入します。これはローンの返済途中、契約者が亡くなった場合に、ローンの残債がゼロになるように死亡保険をあらかじめ掛けておく仕組みです。家のローンについては団体信用生命保険に加入している場合は心配いりませんから、生活費と教育費をまかなっていくことを中心に考えるのが良いです。そう考えると、先ほどの世帯あたりの死亡保険金額平均2,255万円は、ある程度妥当と言える金額でしょう。

死亡保険などは周りの方へ残す意味合いが強くなる保険ですから、共働きなのか、子供は何人欲しいのか、マイホームの購入はするのか、などの様々な将来の予定でマネープランが変わってきます。保険もそれに合わせて設計するべきですよね。

しかし新婚の時は何事も初めてのことだらけですから、分からないことも色々あると思います。今回はいくつかのデータと共に必要な死亡保険について確認をしていきましょう。