この記事では、社会保険と民間保険の内容や違いについてわかりやすく解説します。
両者の違いを理解して、有効に活用していきましょう。
目次
社会保険
社会保険とは、国が運営する5種類の保険であり、すべての国民が関わっています。
医療保険
「国民健康保険」「社会健康保険」とも呼ばれ、医療費の一部を国が負担する保険です。
国民全員に加入する義務があります。
年金保険
「国民年金」「厚生年金」とも呼ばれ、老後の生活費を保障する保険です。
20〜60歳までのすべての国民に加入義務があります。
介護保険
特定疾病により介護が必要と認定された場合、利用者負担割合に応じて介護サービス費用のうち1割から3割までのいずれかの負担で受けられる保険です。
40歳以上の国民全員に加入する義務があります。
雇用保険
働く人の生活の安定や、失業後の雇用促進などを目的とした保険です。
失業してしまったときに失業給付金を受けることができます。
労災保険
業務中のトラブルが原因によるケガや病気、死亡などに対して補償される保険です。
派遣労働者を含む、すべての労働者に加入義務があります。
民間保険
民間保険とは、民間の保険会社が運営しているさまざまな種類の保険のことです。
今回は公的保険と対象的な3つの保険を解説します。
民間医療保険
ケガや入院、死亡など、国の医療保険では補填しきれない負担を保障します。
加入するには年齢や健康状態などの条件を満たす必要があります。
民間年金保険
「個人年金」とも呼ばれ、積み立てることで一定の年齢から年金として受給できます。
積み立てた期間や金額によって、支払われる年金額が異なってきます。
民間介護保険
所定の要介護状態になったときに一定の保障金が受けられる保険です。
受給条件は保険会社によって個別に定められています。
両者の違い
社会保険と民間保険の最大の違いは、「強制加入か任意加入か」という点です。
社会保険は、条件を満たすかぎり加入義務があり、拒否することはできません。
一方で、民間保険は加入するかは任意で決めることができます。
保障内容によって保険を選べるため、自由度が高いといえるでしょう。
社会保険と民間保険の違いを理解しましょう
社会保険と民間保険の違いについて解説してみました。
民間保険は、社会保険だけでは保障しきれない負担を補填することができる重要な存在です。
万が一のことがあったときの備えとして、民間保険への加入もぜひ検討しましょう。
社会保険と合わせて、自分にあった保険を選ぶことが大切です。
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